【本格ミステリ】タイトルホルダー”米澤 穂信”のおすすめ推理小説11選・Amazonオーディブル版

米澤穂信おすすめの小説

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あおば

2020年代の本格ミステリ作家といえば真っ先に名前が挙がるのが”米澤穂信”さんです。

というのも、出す本、出す本が各大賞を受賞していて、その中でも直木賞を受賞した『黒牢城』は”9冠”という大偉業を達成しています。

構成力が抜きんでているとか色々ありますが、何と言っても米澤穂信さんの文章の最大の魅力は”読みやすいです!”

「えっ?」って思いました。

というのも本格ミステリの文章って、おどろおどろしいというか、ちょっと考えないと分らない言葉を使ったりしてますよね。そういった演出した書き方をしてミスディレクションとかミステリーの技法を読者に簡単に見破られないのようにします。

あおば

スラっと読めない文章が多い本格ミステリ作品が並ぶ中で、読みやすい文章でリズム良く進んでいく米澤穂信さんの作品は親しみやすいです。

もう一つの魅力は!

あおば

コージー・ミステリーも大得意で『氷菓』の古典部シリーズや小市民シリーズなどアニメ化してしまう小説も書かれています。
米澤穂信さんは愛されるキャラクターを表現する文章も、とび抜けて上手く、作品の幅がとてつもなく広いです。また短編集でも構成力の素晴らしい伏線が敷かれたオチを味わせてくれます。
更に一つ、一つの短編が最後の短編で見事に繋がっていく短編連作が素晴らしい作家さんの1人です。

それでは文章が読みやすく構成力が、ずば抜けていて。なおかつ直木賞や本格ミステリ大賞など数々の賞を総なめにしているタイトルホルダーの米澤穂信さんのオーディオブックをAmazonオーディブルで聴いていきましょう!

Amazonオーディブルはこんな方におすすめ

ただ、「本は読みたくても、忙しくて読書時間を作れない。」
「寝る時間は確保したいし、何かを削って時間を作ることが出来ないよ」

たしかに今の生活を変えたいけど変えれない。
私も本を熟読する時間を作れませんでした。その時に出会ったのが

○○をしながら本が聴ける”Amazonオーディブル”やオーディオブックです。
掃除の時間や料理をする時間×聴く読書で、さらに有意義な時間になります。
車の運転中や通勤・通学の時にオーディオブックを聴くと、学びを発見できたり感性や感情を豊かにしてくれます。

ボタン

解約の方法はこちらの記事で説明しています。

タイトルホルダー”米澤 穂信”のおすすめ小説11選・Amazonオーディブル

心に残る名作を数多く書かれている米澤穂信さんの作品の中からAmazonオーディブルで聴けるオーディオブックを紹介するので1冊は読書してください。

黒牢城 前人未到の9冠を達成した本格ミステリ×歴史小説・短編連作

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日本屈指の本格ミステリ作家が総なめにした賞の数々

  • 第166回直木三十五賞
  • 第12回山田風太郎賞
  • 「ミステリが読みたい! 2022年版」国内篇 第1位
  • 週刊文春ミステリーベスト10 国内部門 第1位
  • 「このミステリーがすごい! 2022年版」国内編 第1位
  • 「2022本格ミステリ・ベスト10」国内ランキング 第1位
  • 週刊朝日「歴史・時代小説ベスト3」第1位
  • 第22回本格ミステリ大賞
  • 「2021年SRの会ミステリーベスト10」【国内部門】第1位

本能寺の変より四年前、天正六年の冬。織田信長に叛旗を翻して有岡城に立て籠った荒木村重は、城内で起きる難事件に翻弄される。動揺する人心を落ち着かせるため、村重は、土牢の囚人にして織田方の軍師・黒田官兵衛に謎を解くよう求めた。事件の裏には何が潜むのか。戦と推理の果てに村重は、官兵衛は何を企む。デビュー20周年の到達点。『満願』『王とサーカス』の著者が挑む戦国×ミステリの新王道。

KADOKAWA
あおば

米澤穂信さんらしさが濃縮された本格ミステリです。
直木賞を受賞した、この本の凄さをちょっと説明します。

直木賞を受賞した『黒牢城』の凄さをちょっと解説

  • 構成力が凄い

『黒牢城』は各短編の中に伏線を敷いていき最後の短編で全てを回収していく”短編連作”で構成されていて
更にワトソン役の”荒木村重”が話を進めてくれて、安楽椅子探偵役に”黒田官兵衛”が推理していき本格ミステリの醍醐味”謎解き”を充分に味わせてくれます。ネタバレになるので書きませんが、更に黒田官兵衛が荒木村重の城内に起こった密室殺人などの謎解きに、何故付き合ったのか?この謎が一番大きい伏線になってます。
二重、三重と人々の思惑が重なり、単純な謎解きだけは終わらない物語の構成が、ずば抜けているので読みごたえ、聴きごたえ充分の傑作です。

  • 時代小説×ミステリーとしても面白い
    時代小説、特有の言い回しや表現に始めの方は戸惑うかもしれませんが、じきに慣れるので聴き進めて下さい。ただこの小説の主役がちょっとありえない武将です。

    荒木村重が主役の話ってあまりというか見た事がないと思います。というのも織田信長に反旗をひるがえすので勇猛な武将と思わせながら最後。自分の命惜しさに仕えてくれていた武将たちを城に置いて逃げた武将が荒木村重です。田官兵衛をに閉じ込めたの城主だったのでワトソン役で登場しますが本当の主役は黒田官兵衛とわかっていると、謎解きが楽しめます。

2.可燃物 本格ミステリ×警察小説

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米澤穂信、初の警察ミステリ!
2023年ミステリーランキング3冠達成!
(「このミステリーがすごい!」第1位、「ミステリが読みたい!」第1位、「週刊文春ミステリーベスト10」第1位)

余計なことは喋らない。上司から疎まれる。部下にもよい上司とは思われていない。しかし、捜査能力は卓越している。葛警部だけに見えている世界がある。

群馬県警を舞台にした新たなミステリーシリーズ始動。
群馬県警利根警察署に入った遭難の一報。現場となったスキー場に捜査員が赴くと、そこには頸動脈を刺され失血死した男性の遺体があった。犯人は一緒に遭難していた男とほぼ特定できるが、凶器が見つからない。その場所は崖の下で、しかも二人の回りの雪は踏み荒らされていず、凶器を処分することは不可能だった。犯人は何を使って〝刺殺〟したのか?(「崖の下」)

榛名山麓の〈きすげ回廊〉で右上腕が発見されたことを皮切りに明らかになったばらばら遺体遺棄事件。単に遺体を隠すためなら、遊歩道から見える位置に右上腕を捨てるはずはない。なぜ、犯人は死体を切り刻んだのか? (「命の恩」)

太田市の住宅街で連続放火事件が発生した。県警葛班が捜査に当てられるが、容疑者を絞り込めないうちに、犯行がぴたりと止まってしまう。犯行の動機は何か? なぜ放火は止まったのか? 犯人の姿が像を結ばず捜査は行き詰まるかに見えたが……(「可燃物」)

連続放火事件の“見えざる共通項”を探り出す表題作を始め、葛警部の鮮やかな推理が光る5編。

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あおば

日本では珍しい主人公が警察官の本格ミステリ。
今作は謎解きがメインなので、伏線やミスディレクションなど注意しながら聴いていると面白さを味わえます。
ホワイダニット・ハウダニットなど短編ごとに出題のテーマを変えてくれているので最後まで楽しめます。

3.古典部シリーズ[第1弾] 氷菓

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大人気シリーズ第一弾! 瑞々しくもビターな青春ミステリ!
何事にも積極的に関わらないことをモットーとする奉太郎は、高校入学と同時に、姉の命令で古典部に入部させられる。
さらに、そこで出会った好奇心少女・えるの一言で、彼女の伯父が関わったという三十三年前の事件の真相を推理することになり――。
米澤穂信、清冽なデビュー作!

KADOKAWA
あおば

京アニで映像化しているので甘酸っぱい青春ミステリーぽいですが、氷菓のタイトルの意味がわかるとビターな人生の苦みも味わえます。
本格ミステリを読み込んでなくても、内容がわかりやすいのでミステリー初心者の方にオススメのシリーズです。

4.古典部シリーズ[第2弾] 愚者のエンドロール

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本タイトルには付属資料・PDFが用意されています。ご購入後、デスクトップのライブラリー、またはアプリ上の「目次」でご確認ください。(Android:アプリバージョン2.40以上、iOS:アプリバージョン3.11以上)

古典部のメンバーが先輩から見せられた自主制作のビデオ映画は、廃屋の密室で起きたショッキングな殺人シーンで途切れていた。
犯人は? その方法は? 結末探しに乗り出したメンバーが辿り着いた、映像に隠された真意とは――。
「クドリャフカの順番」は2019年8月配信予定

KADOKAWA
あおば

単に犯人を当てるゲームではなく、読む人の心にじんわり刻まれる物語を提供してくれます。古典部シリーズは謎解きと、人生のほろ苦さを感じさせてくれる本格ミステリであり、青春ミステリー

5.満願 短編集ながら主なミステリーランキングで3冠達成

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主なミステリーランキングで3冠を制覇し、幅広い読者を驚嘆させた短篇集の金字塔。

「もういいんです」人を殺めた女は控訴を取り下げ、静かに刑に服したが……。鮮やかな幕切れに真の動機が浮上する表題作をはじめ、恋人との復縁を望む主人公が訪れる「死人宿」、美しき中学生姉妹による官能と戦慄の「柘榴(ざくろ)」、ビジネスマンが最悪の状況に直面する息詰まる傑作「万灯」他、「夜警」「関守」の全六篇を収録。史上初めての三冠を達成したミステリー短篇集の金字塔。山本周五郎賞受賞。

新潮社
あおば

短編集のミステリー作品の多くは謎解きがメインになるけど米澤穂信さんの作品は繊細な心理描写と心の暗い部分が描かれているので最後まで引き込まれます。
さらにラストに意外な展開が待っているのも『満願』の魅力です。

6.儚い羊たちの祝宴 耽美でビターな世界観にハマってしまう

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あおば

青春ミステリーと打って変わって耽美でビターな世界観にハマれる『儚い羊たちの祝宴』
さらにこの短編集の凄さはラストの1文にあって、まるで落語のオチの様。タイトルで気づかされ、文中で「そうかな、そうかな」とリードしてくれて、ラストで「あーそうだよね」って満足感を与えてくれます。

7.古典部シリーズ[第3弾] クドリャフカの順番

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待望の文化祭が始まった。だが折木奉太郎が所属する古典部で大問題が発生。手違いで文集「氷菓」を作りすぎたのだ。部員が頭を抱えるそのとき、学内では奇妙な連続盗難事件が起きていた。盗まれたものは碁石、タロットカード、水鉄砲―。この事件を解決して古典部の知名度を上げよう!目指すは文集の完売だ!!盛り上がる仲間たちに後押しされて、奉太郎は事件の謎に挑むはめに…。大人気“古典部”シリーズ第3弾

BOOKデータデース
あおば

アガサ・クリスティーの「ABC殺人事件」をオマージュして事件が連続しますがタイトルホルダーの米澤穂信さんの構成力と発想でストーリーはどんどん凄さが増していきます。
古典部4人を語り手にして1つの事件を多方面から見て面白さを膨らまし、キャラクターの個性を生かした楽しい展開を繰り広げてくれます。
もちろん名探偵役の折木奉太郎には事件解決は当たり前で、このイベントで大量発注してしまった古典部の文集『氷菓』の完売も見事にこなすので、そこも見所です。

8.古典部シリーズ[第4弾] 遠まわりする雛

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奉太郎は千反田えるの頼みで、祭事「生き雛」へ参加するが、連絡の手違いで祭りの開催が危ぶまれる事態に。その「手違い」が気になる千反田は奉太郎とともに真相を推理する。〈古典部〉シリーズ第4弾!

KADOKAWA
あおば

本歌取りや、他の作品にインスパイアして書く事が多い米澤穂信さんですが、今作の『遠まわりする雛』はひと味違います。
狂い咲きする桜の下、十二単に装った千反田えるを見る奉太郎は、いつもと違います。登場人物たちの心の変化を感じるのもシリーズ物の良いところです。

9.古典部シリーズ[第5弾] ふたりの距離の概算

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春を迎え高校2年生となった奉太郎たちの“古典部”に新入生・大日向友子が仮入部する。千反田えるたちともすぐに馴染んだ大日向だが、ある日、謎の言葉を残し、入部はしないと告げる。部室での千反田との会話が原因のようだが、奉太郎は納得できない。あいつは他人を傷つけるような性格ではない―。奉太郎は、入部締め切り日に開催されたマラソン大会を走りながら、心変わりの真相を推理する!“古典部”シリーズ第5弾。

BOOKデータベース

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あおば

日常の謎を解いていくコージー・ミステリーの傑作。古典部シリーズの今回のお題は”友達は誰か?”です。
色々な名作を意識しながら描かれているので読書家は元ネタを考えながら読むのも面白い本です。

10.古典部シリーズ[第6弾] いまさら翼といわれても

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ちーちゃんの行きそうなところ、知らない?」夏休み初日、折木奉太郎にかかってきた“古典部”部員・伊原摩耶花からの電話。合唱祭の本番を前に、ソロパートを任されている千反田えるが姿を消したと言う。千反田はいま、どんな思いでどこにいるのか―会場に駆けつけた奉太郎は推理を開始する。千反田の知られざる苦悩が垣間見える表題作ほか、謎解きを通し“古典部”メンバーの新たな一面に出会う全6編。シリーズ第6弾!

BOOKデータベース
あおば

奉太郎と他の人との関係や過去が絡んでくるコージー・ミステリー。千反田や摩耶花の苦悩や心情がリアルに迫ってくるので感情移入度が高い作品です。

11.Iの悲劇 謎解きを楽しむミステリー

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一度死んだ村に、人を呼び戻す。それが「甦り課」の使命だ。人当たりがよく、さばけた新人、観山遊香。出世が望み。公務員らしい公務員、万願寺邦和。とにかく定時に退社。やる気の薄い課長、西野秀嗣。日々舞い込んでくる移住者たちのトラブルを、最終的に解決するのはいつも―。徐々に明らかになる、限界集落の「現実」!そして静かに待ち受ける「衝撃」。これこそ、本当に読みたかった連作短篇集だ。

BOOKデータベース
あおば

生きづらい日常がどんどん重なるミステリー。
短編連作なんで最後の短編で伏線が回収されていきますが、テーマと作品のトーンが暗いので「おー!」とはならず限界集落の物悲しさに引きつられて「うーん」で終わる読後感。

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