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ポワロやミス・マーブルなど名探偵を生み出したアガサ・クリスティー。
彼女の作品は読み継がれ、また世界中で映像化され愛され続けています。
こんな方におすすめ
- ラストの余韻が心地よく残るミステリーが好きな方
- 数多くオマージュされている。推理小説の教科書と呼ばれる本を読みたい方
- 推理小説は好きだがグロい感じが好きじゃない方（殺され方がアッサリしています）
○アガサ・クリスティーは字を書く事を独学で、おぼえたので書きミスが多い。
小説家になってからは編集者泣かせで有名でした。
○映像化された名探偵・ポワロシリーズを見たアガサ・クリスティーはエルキュール・ポワロ役のアルバート・フィーニがちょっと太っているので不満。今度からポアロシリーズを聴くときはスラッとしたイメージのポアロを脳内変換してください。
あおば京介アガサ・クリスティーの作品は、かなりフェアというか読者が犯人が分かるように組み立てられているので、謎解きが好きな方に特にオススメのミステリーです。
ただ、「本は読みたくても、忙しくて読書時間を作れない。」
私も本を熟読する時間を作れませんでした。その時に出会ったのが
○○をしながら本が聴ける”Amazonオーディブル”やオーディオブックです。
車の運転中や通勤・通学の時にオーディオブックを聴くと、学びを発見できたり感性や感情を豊かにしてくれます。
解約の方法はこちらの記事で説明しています。
【アガサ・クリスティー】おすすめ11選・Amazonオーディブル聴き放題対象のみ・ネタバレなし紹介
そして誰もいなくなった（早川書房） 至高の推理小説
ポチップ
Amazonオーディブル聴き放題対象
その孤島に招き寄せられたのは、たがいに面識もない、職業や年齢もさまざまな十人の男女だった。だが、招待主の姿は島にはなく、やがて夕食の席上、彼らの過去の犯罪を暴き立てる謎の声が……そして無気味な童謡の歌詞通りに、彼らが一人ずつ殺されてゆく！ 強烈なサスペンスに彩られた最高傑作！ 新訳決定版！ （解説 赤川次郎）
早川書房
あおば京介オマージュ本が数多く出版され世界中から愛される推理小説。
孤島に閉じ込められた10人が童謡の歌詞になぞられながら次々と殺されていき2人が生き残る。どちらかが犯人かと思っていると最後の1人まで消えていく。
あおば京介クローズド・サークル。法に代わって罪を裁く。などミステリーや小説を面白くする要素を上手く使いながらラストへ進んでいく。『そして誰もいなくなった』は驚くことに名探偵が登場しない。
探偵役の代わりに海原を漂流した瓶が登場する。
その瓶の中に犯人からの告発文が入っていて、ミステリーの謎が解き明かされていく。
『そして誰もいなくなった』のオマージュ本の中でもラストのカタルシスが凄い『夏と冬の奏鳴曲』はオススメです。
ポアロ登場 最初の短編集
ポチップ
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おしゃれで、潔癖で、自負心が強く、小柄な体格で風変わりなベルギー人が、“灰色の脳細胞”を駆使して、次々と難事件を解決する…いまや世界に知らぬ人のない名探偵エルキュール・ポアロが、よき相棒のヘイスティングズとともに14の謎に挑む!ミステリ史上屈指の名コンビが活躍する最初の短篇集。新訳で登場。
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あおば京介初期の作品なので仕上がったポワロやヘイスティングス大尉のイメージとちょっと違うところを感じてしまうが、ご愛敬。
ポアロがベルギーの警察官時代に唯一失敗した事件『チョコレート箱の秘密』も収録されています。
パディントン発4時50分 ミス・マーブルが消えた死体に挑む
ポチップ
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ロンドン発の列車の座席でふと目をさましたミセス・マギリカディは窓から見えた風景に、あっと驚いた。並んで走る別の列車の中で、いままさに背中を見せた男が女を締め殺すところだったのだ…鉄道当局も、警察も本気にはしなかったが、好奇心旺盛なミス・マープルだけは別だった!
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シリーズ代表作、新訳で登場。
あおば京介名探偵・ミス・マーブルの友人がパディントン発4時50分の列車に乗っていた時に、隣の列車で殺人を目撃した。ところが警察がその列車を調べたところ、死体が見当たらなかった。
キャラクターが良いミス・マーブルですが推理力は本物なので真相を見抜いていきます。
春にして君を離れ ロマンチックなサスペンス小説
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夫と子供に恵まれ、女は理想の家庭を築き上げたことに満ち足りていた。が、娘の病気を見舞いバグダッドからイギリスへ帰る途中で出会った友人との会話から、それまでの親子関係、夫婦の愛情に疑問を抱きはじめる……女の愛の迷いを冷たく見すえ、繊細かつ流麗に描いたロマンチック・サスペンス。（解説 栗本薫）
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あおば京介数多くの推理小説を生み出したアガサ・クリスティーですが6作品だけロマンチックな小説を書いています。
”春にして君を離れ”は、女性の愛や心の揺らぎを繊細な目線で描いていて一味違うアガサ・クリスティーの作品として知られています。
牧師館の殺人 ミス・マーブル初登場
ポチップ
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嫌われ者の老退役大佐が殺された。しかも現場が村の牧師館の書斎だったから、ふだんは静かなセント・メアリ・ミード村は大騒ぎ。やがて若い画家が自首し、誰もが事件は解決と思った……だが、鋭い観察力と深い洞察力を持った老婦人、ミス・マープルだけは別だった！
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ミス・マープルの長篇初登場作。
あおば京介ミス・マーブルが長編で初登場する『牧師館の殺人』はアガサ・クリスティーの作品の中でも人気はトップクラスです。
イギリスの架空の村の教会。
夕食の席で「プロズロー（嫌われ者の老退役大佐）を殺した者は世のため人のためになると」言ったクレメント牧師が語り手になる今作。
鋭い推理でミス・マーブルが事件の真相に近づきます。
ナイルに死す〔新訳版〕
ポチップ
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美貌の資産家リネットと夫サイモンのエジプトでのハネムーンに暗雲が垂れこめていた。サイモンのかつての婚約者が銃を隠し二人を付け回しているのだ。不穏な緊張感が高まるなか、ナイル川をさかのぼる豪華客船上に一発の銃声が轟く。それは嫉妬ゆえの凶行か? 船に乗り合わせたポアロが暴き出す意外な真相とは?
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あおば京介設定が海外旅行の中でも傑作と呼ばれる今作。
謎解きも面白いのですが人間関係が複雑な感情で交わるので、推理小説ファン以外の方でも満足できるドラマチックな展開です。
死との約束 全員に動機がある
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「いいかい、彼女を殺してしまわなきゃ…」エルサレムを訪れていたポアロが耳にした男女の囁きは闇を漂い、やがて死海の方へ消えていった。どうしてこうも犯罪を連想させるものにぶつかるのか?ポアロの思いが現実となったように殺人は起こった。謎に包まれた死海を舞台に、ポアロの並外れた慧眼が真実を暴く。
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あおば京介隠れた名作として知られていて日本でも2021年。
脚本・三谷幸喜でドラマ化されたほど人気がある作品です。
魅力的で複雑なトリックが仕掛けられていて、謎解きに自信がある方に特におすすめです。
五匹の子豚 余韻が残るラストに
ポチップ
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母は無実だったのです―娘の頼みにポアロの心は動いた。事件が起きたのは16年前。若い恋人に走った高名な画家を妻が毒殺、裁判の末に獄中死したのだ。殺人犯を母に持った娘の依頼で再調査に乗り出したポアロは、過去へと時間を遡り、当時の状況を再現してゆく。関係者の錯綜した証言から紡ぎ出された真相とは。
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あおば京介マザーグースの童謡にちなんだタイトルから受ける印象とは違い、かなり心理戦に近いストーリー。
5人の証言と手記に食い違いがありポワロの灰色の脳細胞が躍動する。
誰かが嘘を言っているのか？それとも間違いか？
伏線好きには、たまらない『五匹の子豚』
ポアロの謎解きと共に伏線が回収されていきます。
ＡＢＣ殺人事件 アルファベットの順番に殺人事件が起こる
ポチップ
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ポアロのもとに届いた予告状のとおり、Ａで始まる地名の町で、Ａの頭文字の老婆が殺害された。現場には不気味にＡＢＣ鉄道案内が残されていた。まもなく、第二、第三の挑戦状が届き、Ｂの地でＢの頭文字の娘が、Ｃの地でＣの頭文字の紳士が殺され……。新訳でおくる、著者全盛期の代表作。（解説 法月綸太郎）
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あおば京介巧妙なプロットが有名な作品。
A⇒Dの順番で殺人事件が起きていく。
古典ミステリーの傑作でもある。
この本をオマージュしている本と言えば中山七里先生の『連続殺人鬼カエル男』ですね。
オリエント急行の殺人 粋なポワロが導き出し答えは2つ
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真冬の欧州を走る豪華列車オリエント急行には、国籍も身分も様々な乗客が乗り込んでいた。奇妙な雰囲気が漂う車内で、いわくありげな老富豪が刺殺体で発見される。偶然乗り合わせたポアロが捜査に乗り出すが、すべての乗客には完璧なアリバイが……ミステリの魅力が詰まった名作の新訳版。（解説 有栖川有栖）
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あおば京介アガサ・クリスティー自身が好きだと言っている『オリエント急行の殺人』はミステリー小説が好きになる要素がぎゅうぎゅうに詰まった1冊です。
謎解きのセリフも粋なので、ポワロシリーズで必ず読んで欲しい本です。
アクロイド殺し トリックが、あまりにも有名な本
ポチップ
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名士アクロイドが刺殺されているのが発見された。シェパード医師は警察の調査を克明に記録しようとしたが、事件は迷宮入りの様相を呈しはじめた。しかし、村に住む風変わりな男が名探偵ポアロであることが判明し、局面は新たな展開を見せる。ミステリ界に大きな波紋を投じた名作、新訳で登場。（解説 笠井潔）
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あおば京介ネタバレ無し紹介なので書けませんが、『十角館の殺人』や『ハサミ男』と並ぶ、あのトリックの代表作です。
前調べ無しで聴くと必ず騙されるので楽しみにして聴いてください。
