殺し屋シリーズ『マリアビートル』伊坂幸太郎 (角川文庫) Amazonオーディブル聴き放題対象
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殺し屋シリーズ 累計300万部突破した大人気すぎる『』の第二弾。


『殺し屋シリーズ』おすすめの読む順番
①『グラスホッパー』2008年・長編
☟
②『マリアビートル』2013年・長編
☟
③『AX』2020年・連作短編集
☟
④『777(トリプルセブン)』2023年・長編
より深く楽しむなら発売順で読みましょう。
伊坂幸太郎さんも前作や違う作品の登場人物が話の中に出てくる”スターシステム”を取り入れてる作家なので『マリアビートル』の中では『グラスホッパー』で活躍した”鈴木”や”槿”が登場します。また会えた嬉しさで感情移入できるので発売順をおすすめします。
決まった時間を作れないけど本を読みたい人へ
「読書は、あなたの視野を広げ新しい世界を開いてくれます。
あなたが手に取った本は普段経験できない場所や出来事に触れる機会を提供してくれます。
さあ、本の世界に飛び込み感性を高めて、人生を変える読書を始めましょう。」



わかります。
私も本を熟読する時間を作れませんでした。その時に出会ったのが
- ○○をしながら本が聴ける”Amazonオーディブル”やオーディオブックです。
車の運転中や通勤・通学の時にオーディオブックを聴くと、学びを発見できたり感性や感情を豊かにしてくれます。
両手が自由に使えるので、掃除や片付けをしながら聴きたい本を聴き続けれます。時間効率が飛躍的にアップ!


マリアビートルのあらすじ



酒びたりの毎日を過ごす元殺し屋。現在は警備員の”木村”は最凶最悪の性悪中学生”王子”と接触したため最愛の息子が意識不明の重体で入院してしまう。完全にブチ切れた木村は落とし前をつけに王子が乗る東北新幹線に乗り込む。
その新幹線には誘拐されていた闇社会の大物”峰岸”の息子と、その息子を救出した腕利き殺し屋「蜜柑」と「檸檬」も乗り合わせていた。
そこに運が悪い殺し屋「天道虫」こと七尾君が誘拐された大物の息子の身代金を回収しに乗り込んできた。
この盛岡まで目指す東北新幹線の中に物騒な殺し屋たちと性悪の中学生乗り合わせてしまった。
そして金と命を狙い奪い合う。
マリアビートルは、こんな方におすすめ!



- 伊坂幸太郎の最高傑作を読みたい方
- 最高のエンターテインメント小説を読みたい方
- ハリウッド映画 『ブレット・トレイン』の原作を堪能したい人
- 個性的で魅力あふれる殺し屋を探している人
- マリアビートルに込められている意味を知りたい方


マリアビートルの登場人物(※ネタバレあり)



- 木村雄一
元殺し屋の現在警備員。性悪中学生の王子慧と接触した為に息子をデパートの屋上から落とされる。落とし前をつける為に王子が乗る東北新幹線に乗り込む。 - 木村渉
木村雄一の息子。王子に落とされ為に意識不明の状態で入院している。 - 木村茂&晃子
木村雄一の父と母。茂=”寝起きの悪い殺し屋”
ネタバレしてても木村夫婦が乗り込み、王子との対決シーンは激熱! 王子がたずねる「なぜ人を殺したらいけないの?」っていう質問に対して答える木村茂の言葉が圧巻で一気にファンになってしまう程、魅力あふれる殺し屋 - 王子慧
最凶最悪の性悪中学生。強運で駆け引きにも長けているが、とにかく性格が悪い。 - 蜜柑(ミカン)&檸檬(レモン)
クールな蜜柑に対して、檸檬は感情的。容姿が似ているので双子の殺し屋に間違われているが全くの他人。よく檸檬は”きかんしゃトーマス”を引用する。 - 七尾君
”真莉亜”に雇われている殺し屋”天道虫” とにかく不運な男で新幹線から降りようとするだけでアクシデントに襲われる。ただ見た目の雰囲気と違い窮地に追い込まれた格闘技戦では、べらぼうに強い。



マリアビートルのストーリー展開
木村親子と王子慧の出会い
王子慧はエリートな外見のサイコパスな性悪の中学生。取り巻きの一人の飼い犬をスタンガンで面白がって、いたぶり、子供連れの元殺し屋、アル中の一歩手前の木村に咎められる。
カチーンときた王子は後日、デパートの屋上から木村の息子”渉”を感情の赴くまま突き落とす。
そして木村渉は意識不明の重体となり入院する。
東北新幹線に乗り込んだ王子と木村
王子慧は別件のトラブルで闇社会の大物”峰岸”から脅しの電話を受ける。ここでもカチーンときた王子は盛岡に住む峰岸に会うために東北新幹線に乗車する。
渉を傷つけた王子に落とし前をつけに拳銃を握った木村も東北新幹線に乗り込む。
東北新幹線に乗り合わせた同業者



たまたま闇社会の大物の峰岸の息子も同時刻の東北新幹線に乗っていた。
峰岸の息子は先ほどまで誘拐されていてが同業者の殺し屋”蜜柑”と”檸檬”に助けられ護衛されていた。
この時、檸檬は息子を助けるために用意された大金が入ったアタッシュケースを持っていた。
”天道虫”こと七尾君がアタッシュケースを狙う
”天道虫”こと、まったく運が無い殺し屋・七尾君は、雇い主の”真莉亜”から身代金が入ったアタッシュケースを奪うミッションを受ける。
東北新幹線に乗り込み、そんな七尾君だが運良くアタッシュケースを見つけたので次の駅で降りようとする。
ところが目の前に会いたくない業者が立っていた。



寝起きの悪い殺し屋が王子を断つ
- 殺し屋同士の対決でおすすめの2選!
- 七尾君VS蜜柑・檸檬
- 木村夫妻VS王子
反対の悪役が居るから正義が輝く。ここまで胸糞悪かった王子に遂にレジェンドが鉄槌を揮います!
息子の木村雄一からの電話で感づいた伝説の寝起きの悪い殺し屋こと”木村茂”&晃子夫婦は性悪中学生”王子”が居る東北新幹線に向かいます。
王子がいつものように「なぜ人を殺したらいけないの?」と問いかけている。
胸糞が悪い感情を伝説の寝起きの悪い殺し屋”木村茂”は「臭い」と表現する。
出会った中でも最も臭いにおいがする王子の問いに対して伝説の殺し屋は痛快な答えを言い放つ。
この答えは秀逸なので、たっぷりと『マリアビートル』で堪能してください。


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